中学将棋部 文科杯 東日本大会 結果報告
2024.10.05
中学将棋部 文科杯 東日本大会 結果報告
遅くなってしまいましたが、7月25日(木)に行われました、文部科学大臣杯小中将棋団体戦の東日本大会の結果を報告いたします。
東京都大会を5連勝で勝ち上がった、われらが海城中学将棋部チームの3人衆。東日本大会は、東日本の各都道府県大会を勝ち上がった32チームが4つのリーグに分かれて3試合ずつを行い、各リーグでトップとなった4チームがさらに1試合行って、決勝大会に進出する2チームを決定するという、過酷な大会です。
1つのリーグには8チームがひしめき、3試合で勝ち上がるチームを決定するわけですから、3連勝が必須となります。さて、われらが海城チームの結果はいかに!
…3戦して2勝1敗。惜しくも敗退となりました。1試合目で敗れてしまい、すでにリーグ突破の可能性は無くなっていたものの、気持ちを立て直して残り2試合を勝ち切ったのは見事でした。それにしても1試合目は0-3でしたので、相手の強さは尋常ではなかったように思います。その相手は、埼玉県代表・さいたま市立常盤中。驚くべきことに中1トリオです。結局彼らは東日本大会を勝ち上がって決勝大会に進出し、同じく東日本大会を勝ち上がった神奈川県代表・浅野中学に惜しくも敗れて全国準優勝となりました。後から知ったのですが、常盤中の3人は昨年・一昨年と小学生の部で全国優勝しており、今年は小中をまたいで3連覇を目指していたとのこと。「恐るべき子どもたち」と評さざるを得ません。
ちなみに、同じくこの夏に行われ、海城高校チームが惜しくも東京都代表の座を逃した「ぎふ総文」の将棋団体戦部門では、埼玉県代表・県立浦和高校が全国優勝(昨年度3位)、神奈川県代表・横浜高校が3位(昨年度全国優勝)となっており、埼玉・神奈川勢の中高におけるレベルの高さを痛感させられます。とは言え、将棋熱の高まりとレベルの上昇はいいことであり、藤井聡太7冠のデビュー以来の目覚ましい活躍、オンライン将棋の隆盛がその大きな要因であることは確かでしょう。海城生には今後も彼らを目標に切磋琢磨していってほしいです。 (将棋部顧問)